宝塚市ゆずり葉森の広場から行者山東観峰へ|眺望と所要時間の実際

宝塚市周辺で、半日程度の山歩きができる場所を探しているなら、ゆずり葉森の広場を起点にした行者山ハイキングコースは選択肢のひとつになると思います。「どんなルートで歩けるか」「トイレや休憩場所はあるか」「バスはどこで降りればいいか」。そのあたりを事前に知っておくと、当日の動きがずいぶんスムーズになります。

地域情報メディア『宝塚まちノオト』のマサミです。2026年5月19日の昼過ぎ、実際にゆずり葉森の広場を起点にして、行者山東観峰・行者山・東六甲縦走路・譲葉山・岩倉山・阪急電鉄の反射板を経由して戻る約3時間のルートを歩いてきました。

この記事では、歩いたルートの全体像と所要時間、行者山東観峰からの眺望と阪急電鉄反射板の様子、途中のトイレ事情、バス停の選び方、持ち物の話を順に書いていきます。

目次

ゆずり葉森の広場から出発

ゆずり葉森の広場は、行者山ハイキングコースへの入口にあたる場所です。広場自体は静かで、出発前に荷物を整えたり地図を確認したりするのにちょうどいい空間でした。

出発は昼過ぎ。5月の陽気としては日差しが強く、帽子とサングラスを持ってきてよかったと感じました。登山口への道標はありますが、初めての場合は地図アプリを起動しておくと安心です。

青空の下、緑の稜線が続く行者山方面の山並み。山頂付近に反射板と鉄塔が見える

歩いた登山ルートの全体像

今回歩いたルートは、ゆずり葉森の広場を起点に、ゆずり葉ピーク・行者山東観峰・行者山・東六甲縦走路・譲葉山・岩倉山・阪急電鉄の反射板を経由して、スタート地点に戻る周回コースです。

スタート・ゴール

ゆずり葉森の広場(行者山ハイキングコース入口)

経由地(順)

ゆずり葉ピーク→行者山東観峰→行者山→東六甲縦走路→譲葉山→岩倉山→阪急電鉄の反射板→スタート地点

コースの性格

宝塚市内の低山を周回する半日ハイキング。急登も含むが、登山に慣れていなくても無理なく歩ける距離感。

縦走路に出てからは尾根歩きが続き、展望が開ける場面もありました。道標は随所にあるものの、分岐で迷いやすい箇所もあるため、地図アプリをあわせて使うと動きやすいです。

行者山東観峰の眺望が印象的

このルートで、もっとも眺めが広く開けていたのが行者山東観峰です。神戸の海方面から大阪平野にかけてのパノラマが、立ち止まってしばらく見ていたくなる景色でした。

晴れていれば遠くまで見通せます。山頂というより展望台のような感覚で、写真を撮るには十分な開放感がありました。それだけでも立ち寄る価値はあると感じています。

行者山東観峰から見た宝塚市街と大阪平野の眺望。右手に競馬場も見える

行者山東観峰383mの道標。ハイキングコースの地図が掲示されている

東観峰の眺め、これは晴れた日に来てよかった

阪急電鉄の反射板を真下で見る

岩倉山の山頂付近から少し枝道に入ると、阪急電鉄の反射板があります。今回は真下まで近づいて見ることができました。大きな構造物が山の中に設置されている光景は、少し不思議な感じがします。

有刺鉄線のフェンス越しに見上げた阪急電鉄の反射板。鉄骨フレームと大きなパネルが青空に映える

眺望もよく、山歩きの途中で立ち寄れる場所です。ただし、道標から少し外れる分岐になるため、地図アプリで現在地を確認してから入るのが安心です。

約3時間で歩いた実際の所要時間

昼過ぎにゆずり葉森の広場を出発して、周回してスタート地点に戻るまで約3時間かかりました。立ち止まって景色を眺めたり、分岐で確認したりしながら歩いた時間です。

急いで歩けばもう少し短くなるかもしれませんが、半日のハイキングとして見ると、この3時間という時間感覚はかなり正直なところだと思います。午後スタートであれば、明るいうちに戻れる計算になります。

混雑は少なく静かに歩ける

歩いている間に出会った人は1人程度でした。5月の平日昼過ぎという条件もあるとは思いますが、全体的にとても静かで、自分のペースで歩きやすい雰囲気です。

人が少ない分、道中で誰かに道を聞くことはほぼできません。初めて歩く場合は、事前に地図アプリをダウンロードしてオフラインでも使えるようにしておくと動きやすいです。

トイレは登山前に済ませたい

道中にトイレはありませんでした。ベンチも特に見当たらず、休憩は景色のよい場所で立ったままか、平らな岩や地べたに座るという感じです。トイレについては、登山口に入る前に済ませておく必要があります。

阪急バスで来る場合、宝塚西高校前バス停のすぐそばのゆずり葉緑地の公園内にトイレが使える場所があります。バス停からの距離は徒歩数分とのことですが、位置や利用可否は現地で確認しておくと安心です。トイレを済ませてから登山口に向かう流れが現実的だと感じました。

下車するバス停の選び方

逆瀬川駅から阪急バスを利用する場合、バス停の選び方で動きがかなり変わります。ポイントはトイレを使いたいかどうかです。

  • トイレを先に済ませたい場合:宝塚西高校前で下車し、近くのトイレを使ってから登山口へ向かう
  • トイレの心配がない場合:アヴェルデ前(一つ手前のバス停)で下車すると登山口に近い
  • バス停名称・時刻表・乗り場は阪急バスの公式サイトで事前に確認しておくと確実

バス停から登山口まで、歩きやすい靴で問題なく移動できる距離感です。ただし荷物が多い場合は、アヴェルデ前で降りるほうが体力的に余裕が生まれます。

道中で判断に迷った分岐

ゆずり葉ピークへの分岐など、道標が複数方向に出ている箇所がいくつかあります。方向感覚だけで進もうとすると、少し迷いやすい場面があります。

地図アプリ(YAMAPなど)を起動して現在地を確認しながら歩くと、迷いにくくなります。アプリは事前にルートをダウンロードしておくと、電波が弱い場所でも使えます。

低山でも準備したい持ち物

「低山だから」と軽く見ると、後半で足元が不安になることがあります。実際に歩いてみて、持ってきてよかったと感じたものを整理しておきます。

  • 登山靴またはトレッキングシューズ(土や岩が混じる道が続く)
  • 水分(500ml以上、夏場は多めに)
  • 行動食(3時間のコースなので補給できるものを一つ)
  • 帽子・サングラス(日差しが強い時期は必須)
  • タオル(汗をかく量は思いのほか多い)
  • 地図アプリ(YAMAPなど、オフライン利用できる状態にしておく)

道中にコンビニや自動販売機はありません。出発前に水分と補給食は準備しておくのが無難です。

急登や滑りやすい場所への注意

全体的に低山ハイキングの範囲ですが、部分的に傾斜がきつい登りがあります。雨上がりや落ち葉が多い時期は、足元が滑りやすくなる箇所もあるため注意が必要です。

スニーカーでも歩けないことはないかもしれませんが、岩場や土の道が続く場面では、ソールに溝があるトレッキングシューズのほうが足への負担が少なく動きやすいです。

自然好きや運動目的の人に向くコース

ゆずり葉森の広場から行者山東観峰・譲葉山・岩倉山を周回するこのコースは、宝塚市内にいながら本格的な山歩きの感覚が得られます。散歩よりも負荷があり、軽い運動では物足りなくなってきた人にちょうどいい距離感です。

行者山東観峰の眺望と、阪急電鉄の反射板という少し変わった山中の構造物、どちらも「来てみてよかった」と感じる場面でした。観光地でもなく、混雑もなく、自分のペースで歩ける静かな山です。

今週末に試してみるなら、まずは阪急バスの時刻表を確認して、宝塚西高校前かアヴェルデ前のどちらで降りるかを決めるところから始めると動きやすいです。出発前にトイレと水分の準備を整えれば、昼過ぎスタートでも明るいうちに戻れます。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「宝塚まちノオト」ライター・マサミ

宝塚市在住のマサミです。地域情報メディア『宝塚まちノオト』で、暮らしに役立つ地元情報を発信しています。

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