「就職氷河期世代」という言葉は聞いたことがあっても、宝塚市で今どんな支援が動いているのかは、案外知らない人が多いかもしれません。自分に関係があるのか、誰かに話を聞いてもらえる場所があるのか、そこが気になっている方もいると思います。
地域情報メディア『宝塚まちノオト』のマサミです。整体院を営みながら市内をよく回っているのですが、仕事のことで立ち止まっている人の話を耳にすることが少なくありません。今回は、宝塚市が発表した就労支援事業の受託先が決まったニュースをきっかけに、実際にどんな人が使える制度なのかを整理しました。
「対象は誰か」「どこへ行けばよいのか」「費用はかかるのか」、気になりやすい順番で書いています。
宝塚市で就労支援の受託先が決まりました
宝塚市が公募していた就労支援事業の委託先が、2026年5月13日の審査で決まりました。受託候補者に選ばれたのは、認定NPO法人宝塚NPOセンターです。
宝塚NPOセンターは市内のソリオ1(3階)に窓口を持ち、若者サポートステーションとして長年活動してきた団体です。今回の事業でも同じ場所を軸に動くことになります。
この支援事業はいつまで、何をするのか
業務期間は2027年2月28日まで。契約締結が2026年6月初旬の予定ですので、夏以降に動き出す形になります。
内容は、就労支援セミナーや社会経験のための学習プログラムが中心です。回数は12回程度、1回あたりの参加者は15人程度という規模感です。大人数の講座ではなく、少人数で話しやすい場に近いイメージだと思います。
対象になるのはどんな人か
おおむね15歳から55歳が対象とされています。「就職氷河期世代」という名称がついていますが、その世代だけが対象ではありません。
- 若者・就職氷河期世代とは
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1990年代後半から2000年代前半の就職難を経験した世代を中心に指しますが、宝塚市の事業は若者から中高年層まで幅広く対象としています。年齢で言うとおおむね15歳から55歳です。
- 「就職活動が困難」とは
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体調や家庭の事情、長いブランク、人間関係への不安など、さまざまな理由で一歩が踏み出しにくい状態を指します。「今すぐ働けるかどうか分からない」という段階でも相談できます。
費用はかかるのか、申し込みは必要か
市が委託費を支出する事業のため、参加者が費用を負担する形ではありません。ただし、具体的な参加方法や申し込みの手順は、事業が正式にスタートしてから宝塚NPOセンターを通じて案内される流れになります。
現時点で詳細が気になる方は、宝塚NPOセンターに直接問い合わせるのが早いです。窓口はソリオ1の3階にあり、火曜日から土曜日の午前9時から午後6時まで開いています。
宝塚NPOセンターはどんな団体か
宝塚市栄町のソリオ1に拠点を置く認定NPO法人です。宝塚地域若者サポートステーションとして就労支援の実績があり、今回の審査でも500点満点中410点という評価でした。
「働きたいけれど、どこから動いていいか分からない」という段階の方への相談に長く取り組んできた団体です。駅からも近く、ふらっと立ち寄りやすい場所にあるのはひとつの安心材料だと思います。

ソリオの中にあると聞いて、少しハードルが下がった気がします
「自分には関係ない」と思いやすい理由
「就職氷河期世代」という言葉が前に出ると、特定の世代だけの話に聞こえます。でも実際には、働くことに不安を抱えている15歳から55歳であれば対象の範囲に入ります。
周りに「ちょっと仕事から遠ざかっている人」がいたとき、この事業の存在を伝えるだけでも動きやすくなることがあります。わたし自身も、そういう話を聞いたときはまず「場所が出やすいかどうか」を先に考えます。
同様の支援が過去にもあったのかどうか
宝塚市では以前から若者・ミドル世代キャリア形成支援として同様の事業を実施してきた経緯があります。今回は「就職氷河期世代」を名称に加えた形での継続です。
宝塚NPOセンターも過去にこの種の業務を担ってきており、今回が初めての取り組みではありません。実績のある団体が引き続き動くという点は、参加を考えるうえで確認しておきたいところです。
よくある疑問を先に確認しておくと安心
- 「今すぐ働けない状態でも相談できるのか」→ 就労意欲を育てる段階から支援する設計のため、働ける状態になる前でも相談できます
- 「宝塚市外に住んでいても使えるのか」→ 対象は宝塚市在住の方が基本です。市外の方は公式窓口に確認を
- 「何回でも通えるのか」→ セミナー形式のため参加回数には限りがあります。詳細は事業開始後に確認が必要です
- 「ハローワークや就労支援機関とは別のものか」→ 別の事業です。民間の就労支援や国のサポートとは窓口が異なります
問い合わせ先と公式情報の見方
宝塚市の公式ページ(産業文化部 商工勤労課)に詳細が掲載されています。電話番号は0797-77-2071(総括・勤労担当)です。事業の内容や参加方法については、開始後にNPOセンター側からも案内が出ると思います。
産業文化部 商工勤労課のページに仕様書が公開されています。対象者の条件や事業内容の詳細が読めます。
電話(0797-69-6305)またはメール(zukasapo@hnpo.net)で相談できます。火曜日から土曜日の9時から18時が受付時間です。
契約締結が2026年6月初旬の予定のため、参加の受付は夏以降になります。気になる方は今から窓口をメモしておくと動きやすいです。
今週、ソリオに寄ったついでに見ておく価値はある
ソリオ1の3階にある宝塚NPOセンターは、買い物や通院のついでに立ち寄れる場所です。本格的な相談でなくても、「どんな場所か雰囲気だけ見ておく」くらいなら無理がありません。
わたしも整体院を続ける中で、仕事に戻りたいけれど体がついていかないという話を聞くことがあります。そういう方にとって、「まず話せる場所がある」というのは思っている以上に大きいと感じています。
自分のことでも、身近な誰かのことでも、宝塚市内で使える支援として頭の片隅に置いておいてもらえたら。事業が動き出す前に、窓口の場所だけでも知っておくと、いざというとき動きやすいと思います。













