使わなくなった珪藻土マットを片付けようとして、何ごみか迷うことがあります。以前のアスベストに関する製品回収を思い出すと、そのまま出してよいか気になりますよね。
『宝塚まちノオト』の担当ライター、マサミです。わたしなら、ごみ袋に入れる前に購入先を確かめます。持ち出してから引き返すより、家で分かることを先に見たいからです。
宝塚市の分別は大きさによって異なります。ただし、回収対象なら通常のごみとは別の扱いです。まずメーカーの回収情報を確かめ、その後に市の分別方法へ進む順番でお伝えします。
宝塚市の珪藻土マットは大きさで分別
宝塚市の公式「ごみの分別検索」では、珪藻土マットは「燃やすごみ」です。ただし、縦・横・厚さのいずれかが30cmを超えるものは「粗大ごみ」とされています。硬い板だから不燃ごみ、と決めると市の案内とは違う分別になります。
- 珪藻土マットの大きさによる区分
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三辺すべてが30cm以下なら燃やすごみ、いずれかが30cmを超えるなら粗大ごみです。
この分別を使う前に、メーカー回収の対象かどうかを確かめます。回収対象だったり、対象か判断できなかったりする製品は、寸法だけで通常のごみに出す段階ではありません。
布のバスマットとは確認する項目が違う
布製や合成繊維製の足拭きマットも、市の分別検索では「燃やすごみ」です。こちらは、たたんだ状態で三辺のいずれかが30cmを超えると粗大ごみになります。同じバスマットでも、品目ごとに寸法の見方を読む必要があります。
珪藻土マットには、布製マットの「たたんだ状態」という案内を当てはめません。柔らかい珪藻土製品など、手元の商品が掲載品目に当たるか迷う場合は、市に材質を伝えて相談できます。
石綿の製品回収は一部の珪藻土製品が対象
厚生労働省は、2020年から2021年にかけて、一部の珪藻土バスマットなどの石綿に関する情報を公表しました。石綿はアスベストのことです。すべての珪藻土製品に含まれている、という意味ではありません。
ニトリやカインズは、公式サイトに回収案内を掲載しています。メーカー名だけで決めず、商品名や商品コードを対象一覧と照合します。過去の話として片付けず、今ある案内を読むところからです。
メーカー名と型番は購入記録から探す
裏面の表示や外箱にメーカー名、販売元、型番が残っていれば、回収案内と照合できます。型番の代わりに商品コードやバーコードの番号が載る場合もあります。本体に記載が見つからなければ、ネット通販の注文履歴や購入メールも手掛かりです。
- 本体や外箱のメーカー名・販売元
- 型番・商品コード・バーコードの番号
- 通販の注文履歴や購入時のメール
家で探すなら、妻にも購入した店を覚えているか聞いてから、注文履歴を見ようと思います。名前が似た商品を選んでしまわないよう、写真だけでなく寸法や番号も併せて確かめたいところです。
回収対象のマットは販売元の案内に従う
回収対象と分かった製品は、一般ごみとして出さず、販売元の回収方法に従います。ニトリは使用を中止し、ビニール袋へ二重に入れてテープなどで封をするよう案内しています。店頭への持ち込みが難しい場合は、お客様相談室で相談できます。
公式の回収窓口で、手元の製品に合った保管方法と受け渡し方法を確かめます。
ニトリでは、他社が販売した珪藻土製品は引き取れないと案内しています。近い店だからと持ち込む前に、自分の製品を扱う窓口かを確かめると、出掛け直す手間を避けられます。
メーカー不明のマットは市へ相談する
箱も購入記録もなく、メーカーが分からないと、不安だけが残りますよね。そういう場合は「対象一覧に見当たらないから大丈夫」とは決めません。分かる範囲の購入先、寸法、表示、破損の有無を伝えて、市のクリーンセンター業務課へ相談します。
メーカー不明というだけで、石綿が含まれると断定することもできません。見た目だけで含まれないとも言えません。回収対象か判断できないことを、そのまま窓口へ伝えれば無理がありません。

分からないところは、分からないまま相談して大丈夫ですよ
割れた珪藻土マットは動かす前に相談
すでに割れている製品は、断面をこすったり、破片をさらに小さくしたりせずに扱います。環境省の回収案内では、破損した対象製品はビニールなどに入れ、テープなどで封をして回収まで保管するよう示されています。粉が飛ぶような動かし方は避けます。
回収対象なら販売元へ、製造元が分からなければ市へ、破損していることも伝えます。袋に移すだけでも粉が出そうな場合は、無理に詰め替えず、今の状態での保管方法を先に相談する順番です。
市の分別検索と相談窓口を使い分ける
市の公式サイトでは「ごみの分別検索」で「珪藻土マット」を探せます。今回確認したページは2026年8月12日更新です。収集日や出し方は「ごみの出し方」、大きい製品の予約は「粗大ごみの収集・持ち込み方法」で確かめられます。
分別の相談はクリーンセンター業務課の0797-87-7883です。粗大ごみの予約は0797-87-3363へ。申し込み時に料金と最新の受付条件も確かめます。
硬さや購入時期だけで処分を決めない
「古いから回収は終わった」「新しそうだから対象外」とは、購入時期だけで決められません。カインズの案内には、検査で検出されなかったものも回収対象に含まれています。対象一覧に載るかどうかと、石綿が検出されたかどうかは別の話です。
色や柄が似ていることは、商品を探す手掛かりにはなります。ただ、回収対象か、安全性が確認されているかを見た目だけで判断することはできません。照合に迷ったら販売元へ尋ねます。
小さくするために割らずそのまま扱う
30cm以下にすれば燃やすごみに出せるから、とマットを割る処理は案内できません。対象製品は削ったり割ったりすると、石綿が飛散するおそれがあると公表されています。紙やすりをかけることも含め、処分前に粉じんを出す作業はしません。
大きい製品は、回収対象でないことを確かめてから粗大ごみの扱いへ進みます。市の粗大ごみは収集も持ち込みも事前予約が必要です。車で出る用事のついででも、予約なしでは持ち込めません。
捨て方に迷うみなさんへわたしから一言
片付けたい気持ちが先にあっても、購入先が分からなければ、そこで一度止まってよいと思います。珪藻土マットは、大きさと製品回収の対象を確かめることの両方が関わる品物です。
わたしは、持ち込む先が決まってから車に積む順番を選びたいです。帰り道に寄れる場所でも、自分の製品を受け付けるかは別の話。家で分かることを先に見てから出掛けるほうが、自分には合っています。
今日は、購入した店について覚えていることを紙に残すだけでも十分です。箱がなくても、「通販」「店名は不明」と書けます。次に相談するとき、記憶をたどり直す負担が少し軽くなると思います。わたしも急がず進めたいので、まず一行だけ書いてみてくださいね。













